愛しのフリーダ 2013-12-07 GOOD OL’ FREDA
監督:
ライアン・ホワイト
公開:2013-12-07/製作:2013年
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解説
ポップス、ロックの歴史を語る上で欠かすことのできない存在であるザ・ビートルズの秘書を務めた女性、フリーダ・ケリーのドキュメンタリー。秘書であったものの、メンバーから家族のように慕われてきたフリーダが目の当たりにしてきた、メジャーデビュー前から解散までの11年にわたるバンドの道のり、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリソン、リンゴ・スターの素顔が、彼女自身の回想によって紹介されていく。およそ50年の沈黙を破って明かされる新事実などが興味深い。
あらすじ
1961年、リバプール。17歳のフリーダ・ケリーは会社の夏休みに同僚に連れられてキャヴァーン・クラブへ出かけた。そこにいたのは地下の小さなステージで演奏する革ジャンを着た4人組。フリーダは、これまで聞いたことのないその音楽に衝撃を受ける。何度も何度もクラブに通い、バンドメンバーとも次第に親しくなっていったフリーダは、ある日、バンドマネージャーのブライアン・エプスタインから、秘書にならないかと声をかけられる。フリーダは自分が大好きなバンドのために働けるというだけで夢心地だった。ブライアンの父が経営する家電販売店の2階に構えたオフィスの隣の物置を改装した部屋がフリーダの仕事部屋。毎日のようにオフィスに顔を出すメンバーたちは、マネージャーに会う前にフリーダとおしゃべりするのが日課だった。堅実な仕事ぶりと親しみやすさで信頼を得たフリーダは、やがてファンクラブの運営も任されることになる。ファンレターは日々増え続け、バンドはフリーダの想像を遥かに超える速度でビッグになっていく……。