ハイランダー3/超戦士大決戦 1995-08-12
解説
戦う事を義務づけられた不死身の戦士“ハイランダー”の活躍を描いた「ハイランダー」シリーズの完結編。日本の霊山に閉じ込められていた悪の魔術師が工事により400年の時を越え現代に復活。再び狙われたハイランダーは時空を越えた戦いに立ち向かう。
あらすじ
16世紀の日本。師匠ラミレスの死で失意のハイランダーこと、コナー・マクラウド(クリストフ・ランベール)は日本に渡り、魔術師ナカノ(マコ)について、ニリの山の地下洞窟で修行を行っていた。そこへ、超パワーを持つ彼を倒して世界の支配をもくろむ魔術師ケイン(マリオ・ヴァン・ピーブルズ)が、2人の部下を率い来襲。ナカノが倒され、マクラウドが逃れた後で洞窟は崩壊し、魔術師たちは地底深く埋没してしまう。1994年のN.Y.。あくなき戦いに倦んだマクラウドは古美術商ラッセル・ナッシュと名乗り、養子のジョンと共に平穏な生活を送っていた。だが、日本の大企業が伝説の霊山ニリの付近に工場を建てたことからケインが復活。部下の1人の首をはねて超パワーを取り込んだ彼は行動を開始した。やがて、マクラウドは負傷して運ばれた病院で、ケインのもう1人の部下に襲われるが、辛くも敵の首を切り落とす。事態の急を悟ってジョンをモロッコに退避させ、N.Y.に取って返したマクラウドは、古代史博物館に勤める考古学者アレックス(デボラ・アンガー)と出会う。彼女はマクラウドがフランス革命時代に愛した妻サラ(アンガーの二役)と瓜二つだった。恋に落ちる2人の前に、ケインが姿を現した。剣と剣がぶつかり合う死闘が展開したが、マクラウドの剣はケインに木っ端微塵にされてしまう。マクラウドはケインの魔剣を破るため、故郷スコットランド高地へ帰り、鍛冶場で精根込めた新しい剣を完成させた。ジョンがケインに誘拐されたことを知ったマクラウドはN.Y.に戻り、ケインとの最後の戦いに臨む。すさまじいバトルの末にケインを倒したマクラウドは、アレックスとジョンを連れてスコットランドへ向かった。