血を吸う宇宙 2001-12-22

監督: 佐々木浩久
脚本:高橋洋
公開:2001-12-22/製作:2001年    old
日本
 

解説

 娘が誘拐されたと警察に駆け込む倉橋里美。だが刑事たちが待機しているところに帰ってきた夫の清彦は、この家に娘などいないと告げる。そこへ乱入してきた女霊媒師・間宮悦子は、使い魔である“首なし女子高生”を飛ばし、里美は一軒の家にたどり着く。娘がいると直感した里美は選挙カーのウグイス嬢になりすまし家に侵入するが、そこは娘どころかトイレも無い奇妙な家だった。選挙カーに戻った里美は立候補者の亀山パンチに襲われた挙げ句、彼らが宇宙人であることを知らされるが、悪夢のような出来事はまだ始まったばかりだった……。

あらすじ

死刑執行を待つ女囚・倉橋里美。彼女は、懺悔を聞きに来た尼僧に告白を始める。あの日、里美は幼い娘・ミサトを誘拐され警視庁に向かっていた。だが、事を知らされた夫・清彦は、刑事に対して自分たち夫婦に子供はいないと言う。一体どういうことなのか? その時、謎の女霊媒師が乱入。彼女の放った首無し女子高生に導かれ実家に辿り着いた里美は、やがて事件の裏に母親・瑛子や議員立候補者・亀山パンチに化けた惑星イーからやって来た宇宙人の存在を知るが、なんとパンチによって彼の子を妊娠、出産させられてしまう。しかし、宇宙人を追うFBIの秘密諜報員・成本とルーシーに接触した彼女は、彼らの地球征服計画を阻止すべく瑛子とパンチ、そして宇宙人との混血であるミサトを焼き殺すのであった。ところが、里美は残虐な殺人を犯した罪で投獄。今まさに、死刑が執り行われようとしていた。だがすんでのところで、刑務所長や内閣総理大臣までもが宇宙人であったことを知った里美。成本の助けを借りて脱獄に成功した彼女は、宇宙人との決着をつけるべく、聖地である西乙女町の森へ赴くが、車に轢かれて死亡する。その後、虫に生まれ変わった彼女は、幸せそうな夫の暮らしを羨ましそうに覗いていた。

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