解説
加藤盟の脚本を岡本孝二が監督した日活児童映画。自転車旅行をする四人の小学生が自立し協力していく姿を描く。
荒川区の小学六年生の考太、淳一と登、それに五年生で登の妹の弓子が、春休みに自転車で東京から直江津まで旅をすることに。その距離、実に三百キロ。親たちは心配したが、考太の父の説得により計画が実行に移された。四人のリーダーを務めるのは「トマト塾」塾長のトリさんだ。しかし旅の途中でトリさんが捻挫してしまい自転車を断念、電車で四人を見守ることにする。さらに旅の途中で知り合った女子大生のみどりが、強盗犯人の疑いをかけられてしまい…。
