宣戦布告 2002-10-05

監督: 石侍露堂
脚本:小松與志子,石侍露堂
公開:2002-10-05/製作:2001年    old
日本
 

解説

 ある日、福井県・翡翠浜で国籍不明の潜水艦が座礁した。さっそく福井県警と機動隊が駆けつけて艦内を調査したところ、そこには数丁の大型銃器と銃殺されたと思われる死体が残されていた。潜水艦の発見現場・敦賀半島は3つの原子力発電所を構える地域でもあり、周囲に緊張が走る。一方、首相官邸や警察庁では少ない情報に混乱が生じていた。そんな中、福井県警が潜水艦の乗組員らしき男を捕獲。取り調べの結果、北東人民共和国特殊作戦部隊11人が重火器を携え侵入したことが判明する。一刻の猶予も許されない状況に、首相・諸橋挨一郎の決断が迫られていたが…。

あらすじ

200X年、福井県敦賀半島に北東人民共和国の潜水艦が座礁。艦内から特殊武装した戦闘員が上陸し、夜の闇に姿を消した。この事態に、時の首相・諸橋揆一郎は警察力で対応しようとするが、民間人の犠牲者が出るに至って、遂に自衛隊出動を決意する。ところが、様々な法令に阻まれ思うような戦闘が出来ない。そんな中、自衛隊出動を日本の”宣戦布告“と受け取った北東人民共和国が、核ミサイル発射態勢に入ったとの情報が流れた。首相官邸の危機管理センターに、周辺国に緊張が走る。と突然、共和国軍が発射態勢を解除した。実は、内閣情報調査室長・瀬川が流した「アメリカが北の首脳部を爆撃する」と言う偽情報がすんでのところで功を奏したのだ。こうして日本の危機は回避されるが、その後、諸橋首相は一切の責任をとって辞任するのだった。

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